
カンボジアの国境担当高官は、カンボジアはタイが自国領内に国境フェンスを建設することに反対しないが、その正確な位置についてはカンボジア・タイ合同国境委員会(JBC)を通じて事前に合意する必要があると述べ、国境画定前にフェンスを建設すると将来の国境作業を複雑にする可能性があると警告した。
火曜日にTVKで放送された円卓会議で、国境問題担当国務事務局(SSBA)技術局長のスレウ・ボラ氏は、国境フェンスを建設する前に、両国はまず合同国境委員会(JBC)を通じて国境線の位置について合意に達するべきだと述べた。
「我々が望むのは、フェンス建設前に両国の合同国境委員会(JBC)がまず合意に達することだ。その後でフェンスを建設しても遅すぎることはないだろう」とボラ氏は述べた。
議論は、タイがカンボジアとタイの国境沿い、バッタンバン州とタイのチャンタブリー州の間にある境界標識52番と54番の間に一方的に国境フェンスを建設したことに焦点を当てた。
ボラ氏は、フェンスはタイ領内に建設されているものの、国境線に近いことから、JBCがフランス植民地時代の境界標の間に追加のコンクリート境界標を設置することに同意した場合、将来の国境画定が複雑になる可能性があると述べた。
一見、カンボジア側当局はタイ非難のトーンを落としているかに見えるが、そもそも条件付きの容認に過ぎない。タイは両国の合同国境委員会(JBC)に応じていない。あくまで12月末の停戦合意のラインの維持である。
それほどに武力衝突後の和平以後の、カンボジアのタイ批判にタイは一歩も引かない意志を示している。昨年2度の武力衝突をし、その結果、仲介国(中国)によって和平を飲めば、どうなるかを如実にしめしている。
掲載写真:カンボジアの国境担当 Khmer Times掲載

