王室招待状偽造(ロイヤル詐欺)で35歳の男を逮捕・起訴

プノンペン市裁判所は昨日、カンポット州のカティン式典での説教にコンポンチュナン州の高僧ヴァンナク・ヴィーシー・チャンモニーを招待する王書簡を偽造したとして男を逮捕・起訴した。偽の手紙にはノロドム・シハモニ国王とノロドム・モニース・シアヌーク王太后の署名があったと伝えられている。

こうしたロイヤル(王室)詐欺、日本でも時折みられる詐欺である(例:宮内庁献上詐欺事件)

裁判所は被告をプノンペン都ポルセンチェイ地区チョムチャオ自治区の無職男:ハク・ウドム(35歳)と特定した。

被告:ウドムは刑法第629条および第630条に基づき「公文書偽造および偽造公文書使用」の罪で起訴された。有罪判決が下された場合、オドム氏は5年から10年の懲役刑を受ける可能性がある。

中央保安局警察のリム・キムヘン氏によると、容疑者は王室の一員を装い、10月25日に国王と王太后からの王室の書簡を偽造し、著名な僧侶で寺院長のベン・チャンモニー氏を招待したという。11月8日、コンポンチュナン州の仏塔でカティンの儀式(ボン・カティン)が執り行われる予定で、その時にために偽造招待状が作成されたようである。

掲載写真:Khmer Tiemes

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