中国はタイとカンボジアの関係改善を促す

タイ政府によると、中国の王毅外相は、最近の国境紛争を受けて、タイとカンボジアの関係改善への期待を表明した。

ニュースサイトNews.Azがロイター通信を引用して報じたところによると、この発言はバンコクで行われたタイのアヌティン・チャーンウィーラクン首相や高官らとのハイレベル会談の中でなされたもので、会談では地域安定と二国間協力が主要議題となった。

昨年発生した2度の武力衝突以降、タイとカンボジアの関係は緊張しており、地域の安全保障と外交的安定に対する懸念が高まっている。

タイ政府は声明の中で、タイと中国はともにサイバー詐欺対策に重点を置いており、サイバー詐欺は東南アジア全域で地域的な安全保障上の懸念事項として深刻化していると述べた。

今回の訪問中、王毅外相は、長期的な安定を確保するため、地域パートナー間の平和的な対話と緊密な協力に対する中国の支持を改めて表明した。

両当局者は、より広範な経済・安全保障協力についても協議した。これは、中国が東南アジア諸国との外交関係を継続的に強化していることを反映している。

今回の会合は、中国が地域における影響力を強化しようとする継続的な努力を強調するとともに、歴史的に緊張関係にある近隣諸国の安定を促進しようとしていることを示している。

カンボジアとタイの国境紛争に関して、中国はいずれかに肩入れする姿勢を避け、仲介者の役割に徹している。

カンボジア側の主張は国連の場に持ち出されているが、ASEANや多くの国は中国と同じ姿勢に終始している。

掲載写真:中国の王毅外相 Khmer Times掲載

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