セメント工場は11ヶ月で790万トンを生産、輸入セメント30%弱減

カンボジアの5つのセメント工場は今年の11ヶ月で790万トンを生産し、2020年に登録された量と比較してわずかに減少したという。

カンボジアセメント製造協会・事務局長:Puth Chandarith氏は月曜日、Covid-19のパンデミックにより建設プロジェクトが保留されたため、1月から11月の期間の国内セメントの生産は昨年と同様であったと述べた。 つまり2年同様に低迷であったということである。

カンボジアのセメント需要は輸入に頼る、昨年比30%弱減

5つの工場からの国内セメントの生産は昨年と同様でしたが、セメントの輸入は25パーセントから30パーセント減少しました」と彼は言いました。経済成長が力強い成長を遂げると予測されれば、来年はセメントの生産が拡大し、建設プロジェクトを含む新たな投資プロジェクトにつながるという。カンボジアはセメント自体が輸入に頼っており、それが30%弱減少したという数字のほうが国内生産量より重要な数値で30%弱の減少はコロナ禍下の建築業界の低迷を示している。

今年の最初の11か月で、合計3,925件の建設プロジェクトが登録されたという。最近発表された経済財務省の数字によると、登録された建設プロジェクトの金額は103億5000万ドルであった。なお登録されている建設プロジェクト全体のうち、86%以上が住宅建設プロジェクトです。

依然として不動産バブルに頼るカンボジアの建築業界が透けてみる。だが、中国の習近平指導部の「共同富裕」策によって中国建築業界は苦境に陥っているそのため余った資金がカンボジアに投資目的の住宅建設がかえって増加するかもしれないが、途上国での背伸びの過剰投資は破滅的な結果を招くことになりまかねない

プノンペン都心部の高層マンションを見ているといったいいくつの部屋に明りがついているか、見る限り明るくはない。

2021年、真っ当な中国人は国に帰って、詐欺師と麻薬の中国マフィアと出稼ぐ労働者だけが残った印象がある。

掲載写真:Khmer Timesより

おすすめの記事