カンボジア、中国企業と第2高速道路建設契約を締結

カンボジアは18日(木)、首都プノンペンとベトナム国境にあるスバイリエン州バベット市を結ぶ国内2番目の高速道路の建設と運営に投資するため、中国道路橋梁公司(CRBC)との譲許契約を締結した。

この契約は、カンボジアのサン・チャントール公共事業・運輸大臣とCRBCカンボジア事務所のゼネラルマネジャーであるチョウ・ヨンによってプノンペンで署名された。

同契約の式典でチャントール大臣は、プノンペン・バベット間高速道路の全長は135.1キロで、費用は13億5000万ドルと見積もられていると述べた。同氏によると、高速道路の起工式は6月7日に行われ、建設は4年後に完了する予定である。

「中国道路橋梁公司(CRBC)は、高速道路建設にBOT(建設・運営・移管)の形で投資し、50年間の期間を経て政府に移管する」とチャントル氏は述べた。中国道路橋梁公司(CRBC)は、昨年10月から供用が開始された初のプノンペン・シアヌークビル高速道路の開発、造成にあたる。

なお、上記の記事だが政府広報を一手引受けるKhmer Timesは、こうした国内の重要な記事ですら「中国国営メディア:新華社」の記事をそのまま転載して済ませているから、一驚である。要は自前の取材能力、倫理が国内でも欠けているのである。  

掲載写真:新華社よりKhmer Timesが転載

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