高級車ロールスロイス自損事故、事故は意外な方向に 運転手は所有者の兄弟!?

プノンペン市警察:情報・迅速対応チームは、2021年10月13日夜2時20分にロシア連邦ブルバードの中国寺院(SenSok地区Teuk Thla区)の前で行われた事故の調査と調査の詳細を発表した。 

事故の情報を受け取った直後、同警察の専門家が地域や場所を調査した結果、事故当時の活動を映し出す防犯カメラは見つからなかったいう。道路交通局の専門家は、事故車を道路交通警察署に保管するように持ち込み、車の所有者を呼び出して、この自損事故を明確にし、責任を負わせたとのこと。

車の所有者である富豪層の一人Chen Puthchat(男性)の回答を聞いた後、事故を引き起こした車の運転手は車の所有者の兄弟である男性のDet Rithy(男性)であることが確認された。デット・リシーはまた、彼がロールスロイス車の運転手であることを当局に明確にし、確認するためにやって来たという。

自損事故のロールスロイス、自称運転者は現場から逃走、怪我一つなく警察へ出頭。何とも不可思議な事故。

ー先ずここで読者は疑問に思う、地元メディアの大々的な報道は何だったのか、車の前部を大きく破損した事故なのに怪我もなく、事故現場から通報もせず、その場を立ち去ったのは?等々ー

加害者デット・リシーは、罪悪感を認め、2021年10月14日にプノンペンの公共事業運輸局に調停を求め、最終的に補償金を支払うことに同意しましたという。要はお金で解決して、事故は藪の中?

事故による怪我はなかったため、この場合、公共事業局は苦情を申し立てず、損傷を修復するための補償を要求しただけであったという。

プノンペン市警察は、明確な証拠がある場合、管轄当局は法的措置を取ります。明確な証拠がないため、法執行機関は、彼が運転手である、または飲酒運転または何らかの理由で運転していたと非難することはできない、と述べている。

<今では悪名高い「MRIDOL」ナンバープレート>とKhmer Timesは掲載。

誰も思う疑問が出てくる 巷の噂はさらに大きくなるだろう

深夜の高級者の自損事故、深夜の女性ドライバーの飲酒運転とミラていたが、事故の顛末は意外な方向に反れ終わってしまったようだ。ならばなぜ、車の所有者元夫は、元妻の運転と決めつけ、facebookに元妻を非難するコメントを投稿したのか、事故が警察発表通りだとすれば、2つの不可解な疑問が残る。

① 自損事故後、運転手(所有者の兄弟)は事故現場から逃走したのか。逃走したのであればそれ自体が罪である。

② 自損事故の運転手が車の所有者の元妻でないなら、所有者がfacebook上での非難は明確な誹謗中傷といった人格非難を公にしたことになる。

何とも後味の悪い警察の調査公表である。プノンペンの大衆に拡がった噂がいっそう疑心暗鬼の悪意のこもった噂になって拡がることは必定である。

掲載写真:デット・リシーは、事故当時、ロールスロイスを運転していたことを認めています。プノンペン警察 怪我を負った形跡はない。画像:Khmer Times 

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