保健省は「Covid-19のオミクロン株を封じ込めるために、カンボジアへの検疫なしの入国を許可する前に、ブースターショットのステータスの証明を要求する可能性を検討している」という。
ブースターショットを含むより積極的なワクチン接種キャンペーンを通じて集団免疫を達成するためのカンボジアの取り組みの成功を確実にするというが保健省の言い分だが、ブースターショットの掛け声だけ聴こえてくるが、具体的な実施計画の周知は対象住民に行われていないのが現状である。
保健省報道官:Hok Kimchengは12日、「外国からのすべての到着者が2回目の接種を受けてから最大6か月後にブースターショットを受けたにはずである」、ならば「追加の検疫なしの入国要件を実施することを検討している」と述べた。要はワクチン2回接種者も2回目から6か月以上たっていれば、隔離対象になるということである。
「ワクチン接種率が高く、国内の人々の集団免疫目標の達成に向かっているため、部外者が来て目標を混乱させることはできません」と述べながら、「感染性の高いオミクロンの亜種が広く流通しており、世界的な懸念事項であるため、ブースターショットの要件が実装されています。王国は検疫なしの入国を実施しているので、緊張が国へのより多くの道を見つけるのを防ぐためにブースターショット要件が必要です」と語った。しかし、同氏は「一部の国ではまだブースターショット体制が確立されていないため、近い将来、ブースターショットのエントリー要件を実装するのは難しいだろう」とも付け加えた。実に解かりにくい談話だが、国内ですらブースターションとが進んでおらず、進んでいる国は良いが進んでいない国から入国者を検討中であると、言っているに過ぎない。
尻に火がついてきた各州だが、政府トップの判断が読めない?
一方、2日にプノンペン都知事Khuong Sreng氏は、人々が企業や店舗に入場を許可される前に予防接種カードを提示することを要求する指令を出した。
地元メディアには店や企業の警備員がワクチン接種カードをチェックする写真を掲載しているが、都心部でさえ稀な姿であり、実際は徹底されてはいない(掲載写真の光景は稀である)。
「2回目の投与日から6か月が経過した後、ブースターショットがないことを示すステータスの人は、入室を拒否される。」というが、この条件を満たす者が少ないのが現実である。
プノンペン副知事:Keut Chhe氏は12日、一部の住民がフェイスマスクを着用したり、他の人に懸念を引き起こしている健康対策に従わなかったりすることに気付いたというが、「そりゃないでしょう」というのが、ローカルの各種店舗の利用者であろう。
「すべての私立および公的機関は、2回目の接種が6か月以上前に行われた場合、誰もが許可する前に、Covid-19ワクチン接種カードの有効性の検査を強化する必要があります」、「6か月後にブースターショットを受けていないスタッフは、解雇される危険性があることを警告する必要があります。」、「レストラン、飲食店、クラブ、KTV、モール、マートなどのすべての企業は、入場前にクライアントに予防接種カードの提示を要求する必要があります。状態が2回目の投与から6か月以上経過している場合は、内部に入れてはいけません」など、ようやく規制違反の摘発が始まったということである。同副知事は、12日の時点で、マスクを着用していないか、あごの下に置いたために、9人が逮捕され、最低50ドルの罰金を科されたと述べた。最高の罰金は250ドルである。
さらにケップ州知事ソム・ピセス氏は12日、当局はプノンペンと同じ措置を講じており、ケップでリラックスするためにやってくる他の州や都市からの観光客でさえ、「予防接種の状況が2番目から6か月以上経過している場合は入国を許可されない」と述べた。続いてトボンクムン州知事もこれに続いているという。
だが、カンボジア政府のトップ、特にフンセン首相の判断は?を考慮して「規制を厳格化か、見て見ぬふりか」で難しい舵取りを迫られている。
カンボジア人 「規制の緩みの締め上げ」を様子見状態
噂社会のカンボジア、どこまで違反摘発が進むか、形だけのもので終わるかを人々はようやく注目しているだろう。
また「ワクチン2回目接種から6月以上の者は入場拒否」は本人の責任でない者が多くいるのだから、これはやがて紛糾する可能性がある。