シェムリアップ 薬物犯罪でラオスからの運び屋を逮捕

シェムリアップ州裁判所は4月23日、カンボジアとラオスの国境のストゥントレン州からシェムリアップ州に結晶メタンフェタミン120キロ以上を輸送した疑いでラオス人男性を起訴した。

シェムリアップ州警察副署長ヌオン・キムセン氏は、容疑者をラオスのカンボジアの国境に隣接するチャンパーサック県出身のファン・サバス容疑者(36)と特定していると述べた。

同氏は、ラオス男性被告はカンボジア麻薬取締法第40条に基づく「麻薬所持、輸送および密売」の罪で、またカンボジアマネーロンダリングおよび金融防止法第38条に基づき「マネーロンダリング」の罪で起訴されたと述べた。同氏は刑法第490条に基づく「武器の不法所持」の罪でも起訴された。有罪判決を受けた場合、被告は終身刑に処される可能性がある。

キムセン氏は、容疑者が19日(金)、ストゥントレン州からシェムリアップ州プオク地区のサムランイェア自治区まで麻薬を輸送中に逮捕されたという。

同氏によると、警察は容疑者から結晶メタンフェタミン121箱(重さ約120キロ)、拳銃1丁、電話2台、車1台を押収したという。

別件でポイペトで男女2人(夫婦)を逮捕

別の事件では、バンテアイ・ミアンチェイ州地方裁判所は24日、ポイペト市で約7キログラムの結晶メタンフェタミンとエクスタシー錠剤を所持し密売した疑いで夫婦を起訴し拘留した。

バンテアイ・メンチェイ州警察副署長のシン・シンデス准将は、容疑者2人はヘン・ソクン(45)であると特定されたと述べた。そして彼の妻チョエム・スレイダさん(24)と特定していると述べた。同氏は、警察がポイペト市のプサール・カンダル地区にある賃貸住宅を捜索した後、土曜日に逮捕されたと指摘した。

同氏は、両名とも麻薬取締法第40条に基づき「麻薬所持、輸送、密売」の罪で起訴されたと述べた。有罪判決を受けた場合、両者とも終身刑が言い渡される可能性がある。

また同氏は、「逮捕中に警察が彼らから合計6,777グラムのMDMAと結晶メタンフェタミン、携帯電話2台、その他の関連麻薬器具を押収した」と付け加えた。

掲載写真:シェムリアップ州警察の提供 Khmer Times

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