
JR北海道で特急列車として愛された11両が、売却先のカンボジアの鉄道会社「ロイヤル鉄道」で、景勝地への観光や市民の移動手段として活躍し始めた。乗車を目的にした日本からの客もいる。
ロイヤル鉄道の広報担当者は「新たなカンボジア観光の目玉になってほしい」と期待している
2025年9月、リゾート地として人気の南部ケップ州の駅。ディーゼル列車に乗り込むと、煙を上げて走り出した。
備え付けの調理設備を活用し、飲み物や食べ物を販売している。1番人気はカンボジア産のコーヒー豆を使った1.75ドル(約260円)の「トレインコーヒー」。麺類と一緒に自席で楽しむ客もいる。
掲載写真:共同通信

