タイで18日に「JCB、カンボジアで加盟店網拡充」の見出しで日本語ニュースサイトに報道された。JCBはカンボジアで長くマレーシア系のカンボジアパブリックバンクと提携していたが、既に7月後半からアグレダ銀行のATMで使えるようになっていた。
ここに来てタイの報道によればJCBは18日、カンボジアの大手銀行アドバンスト・バンク・オブ・アジア(ABA)と提携し、同行のカード加盟店でJCBカードの取り扱いを開始したと発表した。ABAはカンボジア国内に加盟店2498店、ATM(現金自動預払機)379台を持つという。この提携によってカンボジアで加盟店網を拡大したいJCBと、国際カードブランドとの提携で顧客サービスを拡充したいABAの思惑が一致した。今回の提携で、JCB会員はカンボジア国内の空港をはじめとする多くの加盟店でJCBカードを利用できるようになる。
JCBは海外では使えないという評判があり、VIZAが海外では強いと何かとカードの種類を増やすことになったが、ここ5年でJCBはタイやカンボジアでもネットをググれば、簡単に使えるようになった。特にイオン系のコンビニにATMがあってキャッシング可能、コロナ禍でのカード決済は安心でき、プノンペンでは飲食店でも使える店が増えている。
事情通によれば、タイでもカンボジアでもJCBのバンコク支店長の努力のお陰とか。