2021年 国内塩で需要は十分に満たす
カンポットの塩田 日本ではとっくの昔の風物詩だが、塩田労働は乾季の暑さに耐える重労働である。

カンポット州の産業科学技術革新局によると、国内の塩生産は2021年、国内需要を供給できるため、カンボジアは輸入に頼る必要がないと発表した。

同局のソク・キム・チュン局長は8日、カンボジアの主要な塩生産国である州の塩生産は、収穫開始時の悪天候のために2020年の収量と比較して減少したが、在庫もあり国内需要には十分であると、述べた。2021年7月の時点で、カンポット州の塩生産量は68,682トンで、昨年の85,000トンから減少した。

カンポット州を中心とする塩生産だが、既に昭和の初めには商業生産としては消えた入り浜式塩田だが、その製法で十分国内需要に間に合うとは!。それだけにカンボジアの人口が少なく、日常食品需要以外の消費用途が少ない、というのはちょっと驚くばかりである。

掲載写真:イメージ:カンポットの塩田 日本ではとっくの昔の風物詩だが、塩田労働は乾季の暑さに耐える重労働である。画像:Khmer Times

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