
カンボジア内務省は、国際放送局アルジャジーラによる調査報道に対し、回答を発表した。
この報道では、カンボジアのココン州で発生しているとされるオンライン詐欺行為が暴露されており、中国人通訳を務める女性警察官の映像や、国家警察のロゴが入った車両の映像などが含まれている。
内務省の報道官:タッチ・ソカ氏は、同放送局が最近20分以上にわたる動画を公開したと述べた。
その動画の中で、同局のジャーナリストは、ココン州ダラサコール地区でのオンライン詐欺活動に関与しているとされる鄧佩彬を含む中国人グループ犯罪集団に直接取材に成功したという。
映像には、中国人らの通訳をしていると思われる女性警察官の存在など、このグループに関連するいくつかの活動が映っていた。また、カンボジア国家警察のロゴが入った車両も映像に映っていた。
この暴露を受けて、ソカ氏は、捜査対象となったダラ・サコールの施設はすでにカンボジアの法執行機関によって捜索され、完全に閉鎖されていると明らかにした。
彼はさらに、当局による現場への取り締まりの後、フン・マネット首相が2026年9月5日に自ら現場を訪問し、視察したと付け加えた。
今回の対応は、カンボジアがオンライン詐欺ネットワークの解体に取り組み、こうした活動に関与しているとされる個人に関する疑惑に対処しようとする動きに、再び世間の注目が集まっている中で行われた。
一方、特別任務担当上級大臣であり、オンライン詐欺対策特別委員会の常任副委員長兼事務局長を務めるチャイ・シナリス氏は、テクノロジーを利用した詐欺に関与した者に対して法的措置を講じるという政府の決意を改めて表明した。
今回の説明は、アルジャジーラの調査報道で、カンボジアの法執行機関関係者がオンライン詐欺行為に関与していた疑いがあるという疑問が提起されたことを受けて行われた。
内務省は、映像に警察関連の映像が含まれていることを確認し、当該施設は既に閉鎖されていることを強調したが、声明では女性警察官の身元、彼女の役割とされるもの、あるいは映像に関連して懲戒処分や刑事訴訟が開始されたかどうかについての詳細は明らかにしなかった。
この暴露という証拠映像の波紋と国際社会におけるカンボジアの治安機関に対する信頼の回復は容易でがないであろう。
掲載写真:内務省 Khmer Times掲載

