ナロン副首相兼教育・青年・スポーツ大臣は、国民に少なくとも2つの外国語を学ぶよう促しており、その中でもフランス語を推奨している。ナロン大臣は23日(土)、プノンペンで行われたカンボジアフランス語教師協会(APFC)での講演でこの推奨を行った。
ナロン氏は、カンボジアがフランス語と歴史的に結びついているという事実を強調した。同省はカンボジア国内の学校に対し、全日制の学習スケジュールを採用するよう奨励している。また、フランス語と英語をそれぞれ第一言語と第二言語として、カリキュラムに外国語を導入するよう学校に促している。
フランス語を学ぶことは認知能力の発達に役立ち、生徒が外国語を理解してコミュニケーションする方法を常に模索することで問題解決能力を高めると彼は述べている。
また、「学習者が言語の壁を乗り越える革新的な方法を模索することで創造性も育まれる」、「外国語を学ぶことは、新しい文化、習慣、ライフスタイルに馴染むことにも役立つと付け加えた。これは、この地域や世界の他の国々と比較して、より明るい未来のために、学習、言語、スキルの範囲を強化し拡大するための基盤を築く上で重要である」と強調した。
掲載写真:教育省の提供