職権乱用でタケオ州の当局者3人が逮捕される

汚職対策部隊(ACU)は、職権乱用と不正行為の疑いでタケオ州当局者3人を逮捕し、7日(木)に裁判所に送致した。

「ACUは2024年11月5日に容疑者3人を逮捕した後、その事件をタケオ州裁判所に移送した」とACUの広報担当者ソイ・チャンビチェット氏は10日(日)に発表した。

同氏は、被告のヘン・ヴティ(45歳、タケオ州計画投資局長)とマム・ヴィチェット(39歳、タケオ州地方支援事務所副局長)は、2017年から2023年にかけて行われた権力の乱用、行政手続きにおける不正行為、マネーロンダリングの疑いがあると述べている。

タケオ州の地方支援事務所職員であるユン・ソトン容疑者(49歳)も、2022年から2023年にかけて発生した職権乱用や行政手続きにおける不正行為に関連した犯罪の容疑者である。

「ACUは情報収集と苦情の受付を行い、捜査を行った結果、11月5日に3人全員を逮捕するのに十分な証拠を入手した」と彼は付け加えた。

同氏は、3人は拘留されており、司法手続きの捜査段階にあると述べた。

トランスペアレンシー・インターナショナル・カンボジアの報告書によると、カンボジアの昨年の汚職認識指数(CPI)スコアは100点満点中22点であり、2022年の24点と比較してわずかに2パーセントの減少を示した。

トランスペアレンシー・インターナショナル・カンボジア事務局長ピッチ・ピセイ氏は昨日、タケオ州当局者である容疑者の逮捕は国民と市民社会に歓迎されていると語った。

「当局が事件の捜査を継続しており、これは汚職対策における政府の前向きな一歩とみなされている」と述べた。

掲載画像:汚職対策部隊(ACU)の提供

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