首相、ガムボール3000をめぐる賛否の争いの終結を訴える

フン・マネ首相は、カンボジアで開催され16日(月)曜日に終了した「ガムボール3000」イベントに関して、一部のカンボジア人がソーシャルメディア上で相反する意見の争いがあることに不満を表明した。

首相は26日(木)、プノンペンにある王立法経済大学の3,530人の学生を対象とした卒業式でこの発言をした。

首相は、ソーシャルメディア上で意見の相違が続く中、10日以上も続いているガムボール3000イベントをめぐる論争に終止符を打つよう求めた。特に「アンコールワットの前に車を停めたことに懸念を表明する人たちは、このイベントは不適切だと感じているがいることは確かである」と述べた。

首相は、「誰も私たちの先祖を軽視しているわけではありません。この取り決めに懸念を抱く人たちは、不適切だったかもしれないと感じているので、意見を言う権利がある。しかし、お互いに議論する必要はありません。ガムボール3000はたった2日間しか続きませんでしたが、カンボジアでは論争が2週間も続いのが問題である」と強調した。

この機会に首相は、「カンボジアでのガムボール3000イベント開催までの経緯も振り返った。そして数か月前に観光業界の専門家らと協議し、カンボジアを観光地として宣伝するのに役立つさまざまなイベントを検討した」と説明した。

ヨーロッパで大きな支持を得たガムボール3000は、今年アジア太平洋地域で開催される予定だった。その結果、観光省は観光客誘致のため、このイベントをカンボジアで開催することを決定したのだ」とも述べている。

掲載写真:観光省 Khmer times

おすすめの記事