水資源・気象省大臣、モンドルキリ水資源開発プロジェクトの進捗を視察

水資源気象大臣:トール・チェタ氏は17日(土)、技術職員と関係当局を率いて、モンドルキリ州センモノロム市とオライン郡にあるオテ貯水池と上部ダム、下部ダムのカンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯(CLV-DTA)における多分野の水資源開発プロジェクトの進捗状況を視察した。

同大臣は、「これら2つの大型貯水ダムの建設は、クラティエ州、ストゥントレン州、モンドルキリ州、ラタナキリ州の全地域に水供給し、水需要を満たすための水資源気象省(MOWRAM)の重要な総合計画である」、「この地域の貯水池はエコツーリズムの成長も引き付け、特にこれらの州が農業産業の生産を増やし、緑豊かな環境を作り出すことを奨励するとともに、地元住民の生活を向上させ、国家の経済成長を促進するだろう」と述べた。

同大臣はさらに、「このプロジェクトは、フン・マネト首相の指導による政府の第一期政策と戦略に沿って、気候変動と地球温暖化の状況下で頻繁に発生する洪水と干ばつによる自然災害のリスクを軽減するのに役立つだろう」と付け加えている。

同大臣は、オラン県にある長さ306メートルのコンクリート製オテ貯水池ダム、センモノロム市にある長さ799メートルの上部ダムと1,480メートルの下部ダムの3つのダムを視察した。

水資源気象局は、経済財政省との協力の下、あらゆる分野の水を貯水し、クラティエ、ストゥントレン、モンドルキリ、ラタナキリを含むカンボジア北東部に約1,200万立方メートルのきれいな水を供給できる3つのダムシステムを建設する多分野開発プロジェクトを実施しているという。

掲載写真:水資源・気象省の提供

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