カンボジア当局、国境を越えた電話詐欺を摘発、タイ人19人を救出

3月16日(土)曜日、カンボジアのウドン・ミエンチェイ州のカジノ地域を拠点とする「オンライン電話詐欺集団にカンボジア当局が捜索し、タイ人19人の高給で誘われる就職詐欺の被害者タイ人が多数救出された。

スラナリー任務部隊・司令官:ナット・シーイン少将が明らかにしたように、この捜査は3月14日(木)にタイ当局が被害者の一人から受け取った救難信号によって発覚し、カンボジアに連絡されたものである。

台湾マフィアのオンライン詐欺拠点を摘発

30人のカンボジア当局者が関与した捜査は、台湾人の個人が運営するコールセンターを目標とした。この詐欺拠点は、タイスリン県カプチョエン地区のチョンチョム国境に接するカンボジアのカジノ複合施設内に位置していた。同詐欺拠点では、約 50 名がこの違法な活動のために誘い出されたと推定されている。

今回、救出された人々は過酷な労働条件にさらされており、毎日の目標を達成できなかった人は、肉体労働や電気ショックなどの罰が与えられていたという。しかし強制捜査の実施では、悪玉の台湾の詐欺業者の逮捕には至らなかったという。

タイのメディアのバンコク・ポスト紙の報道によると、彼らは中国、インド、ラオス、ベトナム出身の他の強制労働者らとともにタイ人などがなんとか脱出したという

被害者らは、オンライン就職詐欺でタイ人労働者の大部分がポイペトを通じてカンボジアに誘い込まれ、その後国内のさまざまなカジノに派遣されたことを明らかにした。被害者たちからの衝撃的な証言は、国境を越えた犯罪活動が暴力に支配された強制労働によってオンライン詐欺が行われている裏の実態が明らかにされ、タイ国内で大きな関心を集めているという。

掲載写真:タイメディアのタイガー Khmer Timesが転載

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