プレア・シアヌーク州観光局によると、2月9日から18日まで、同州は約5,000人の客を乗せた国際クルーズ客船5隻を迎えている。
同州のタイン・ソチェット・クレスナ局長は今週、5隻のクルーズ乗客はプレア・シアヌークと周辺のアパグレジオ、ケップ、カンポットの各州を観光し、その後シェムリアップのアンコール・ワットを訪れるなど、カンボジア国内の複数の目的地を巡る旅程で到着したと述べている。
同氏は、乗客の複数の目的地を巡る旅程は、プレア・シアヌーク州の観光部門にとって貴重な機会となり、同州への一貫した観光客の流れをもたらしたがクルーズ乗客の個々の滞在は一般的に短いものの、こうした観光の一貫した流れが依然としてカンボジアの沿岸州の観光業者にプラスの影響をもたらしていると指摘した。
さらに2隻のクルーズ船がプレア・シアヌーク州に入港
22日、合計700人以上の多国籍観光客を乗せた2隻のクルーズ船が、1泊(クルーズ船の場合、船内に宿泊するのが一般的である)の訪問のためプレア・シアヌーク州のシアヌークビル自治港に停泊した。すでに何度もカンボジアを訪れている船:シー・ボーン・アンコールが22日の朝、沿岸州に到着した。同船はバハマの国旗を掲げて航行するこのクルーズ船で、26カ国からなる561人の観光客(そのほとんどがイギリス人(278人)とアメリカ人(152人))と、47カ国からなる420人の乗組員が同行した。同船はタイから来た全長210.5メートル、幅28メートルの同クルーズ観光船で23日夜カンボジアを出港しベトナムに向かう。
もう1隻のフランス国籍のル・ジャック・カルティエ号には、14か国の観光客151名と8か国の乗組員121名が乗船し、2月21日に港に入港した。同船はマレーシアから来た全長131.46メートル、幅28メートル、深さ4.7メートルのクルーズ船は、同日夜にプレア・シアヌーク州を出港した。
掲載写真:国営カンボジア通信