ベトナム・アンザン省メコンデルタ州の当局は、地元の39歳の男性が、先週初めにカンボジアからベトナムへの3人の不法入国を組織したことを発見し、アンザン省アンフー地区ロングビン国境ゲートで、12月5日の午後11時30分頃にボートでカンボジアからベトナムに越境を組織する3人のベトナム人男性を検挙した。
その後、警察は3人の男性がロン・ビン出身のトリウ VoVan Trieu(39歳)、ハイフォン市出身のルアン Truong Huu Luan(18歳)とホアン Phi Huy Hoang(16歳)と特定した。ルアンとホアンによると、トリウがカンボジアからベトナムへの不法入国ビジネスを手伝った、という。
容疑者トリウTrieuは、12月5日、カンボジア・カンダル州にあるKoh Thom地区Sampuoe Puon区のCasino Galaxyで働いているプオン Phuongという女性が、2人のカンボジア人をベトナムに越境させるためにお金を支払うと約束した、という。1週間前、プオンはまた、他の者がベトナムに不法に越境する手助けを手伝うようにトリウに頼んだ。プオンは2回以来したが、トリウに支払いをしていなかった、トリウは供述した。これらの供述からベトナム、カンボジア双方に越境ビジネスのブロカーがいることを示している。
検挙された容疑者ルアン Luanとホアン Hoangには、裁判の結果、それぞれ300万VND(129米ドル)と150万VND(65米ドル)の罰金が科せられた。また地元の国境警備隊は、2人を検疫施設に入れるという。また、主犯のトリウについては裁判中である。
なお、カンボジア側の依頼者や越境者についての詳細情報は未だない。
*掲載画像:ベトナムのメディアより