公共事業運輸省は、首都プノンペンとベトナムとの国境を接するスバイリエン州バベット市を結ぶ第 2 の高速道路建設プロジェクトを発表した。
同省と中国企業は最近、同プロジェクトに関する了解覚書に達したと、同省の上級大臣 Sun Chanthol は、今年11月に建設の実現可能性調査を実施することについての合意に署名する予定であると述べている。
技術も資金も中国頼みか
同中国企業は、最初のプノンペン =シアヌークビル間高速道路を建設した中国道路橋協同組合 (CRBC) であるという。
「今年11月に契約が締結された後、同社は調査の実施を開始し、今年の終わりまでにコンセッション投資に関する契約を準備し、2023年半ばから建設を開始する予定です」と同省大臣:Chanthol氏は9月21日(水)に語った。
「(新しい高速道路プロジェクトの)迅速な準備は、CRBCが十分な設備を持ち、カンボジアの天候を適切に理解できるなど、高速道路建設の経験があるという事実によるものです」とも述べている。
推定 135 km に及ぶプノンペン-バベット高速道路は、ベトナムとの接続性を高め、2 つの国境の州間の経済関係を促進するように設計されており、特に輸出の成長に重点を置いています。同省は以前、高速道路は幅25.5メートル、片側2車線の計画であると述べていた。
なおこの高速道路は、プノンペン都の第 3 環状道路から始まり、カンダル、プレイベン、スバイリエンの各州を通り、カンボジアとベトナムの国境にあるバベット市に到る。
カンボジア物流協会 (CLA) の Sin Chanthy 会長は、高速道路は輸送部門の効率を向上させるだろうと語った。
以前、カンボジア政府は、計画の要件を満たすことができず、予定より遅れて提出されたプロパティ調査結果のために、プノンペン - バベット高速道路プロジェクトから中国企業 - CRIG から権利を撤回した経緯があるが、政府は プノンペンとシアヌークビルを結ぶ高速道路の建設した実績から同社と契約するという。今回計画の拘束道路、メコン川を渡る橋梁建設も加わり、巨額な費用となりそうだ。中国の無償提供なのか?
掲載写真:完成間近なプノンペン=シハヌークビル高速道路 画像:Khmer Timeより