プノンペンのKTV 15歳従業員にレイプ男が告発されるー警察動かずー

プノンペンのカラオケ施設のマネージャーにレイプされ脅迫されたと主張した15歳の少女の両親は、警察に届け出たが放置され、カラオケ店に乗り込み訴えるや被疑者の男が逃亡した後、警察に起訴するよう公衆の前で求めた。

7月17日午後2時頃、プノンペン都プサーデポ3地区道路215沿いのカラオケ店で男が15歳の少女をレイプし、両親に告げるなと脅され、仕事から解雇される事件が起こった。被疑者の男は60歳、カラオケバーのゼネラルマネージャーである。

カラオケバーのウェイトレスである15歳の犠牲者は、7マカラ地区ボレイケイラに住んでおり、ココン州スレアンベル地区で生まれという。

被害者によると、2022年7月17日の事件前の午後2時頃、彼女はデイシフトで働くようになった。彼女がカラオケバーに到着したとき、容疑者は彼女を激しくレイプし、彼女があえて母親に告げると解雇されると脅した、と言う。その結果、彼女は両親が失業していることを恐れて母親に言うことを敢えてしなかったという。

被害者の母親によれば、1日後、母親は、彼女が泣いているのを見たので、何が問題なのかを娘に尋ねた。彼女はカラオケバーのマネージャーにレイプされたと事件のあらましを告げた。

被害者の母親から訴えにクズ男はバイクで逃亡ー警察は動かずー

その後、母親は娘を連れてデポ3の行政警察署に当局の介入を求める苦情を申し立てました。7月25日の夕方、当局が容疑者に対して何の行動も起こさず被害者の母親の訴え放置していた

業を煮やした母親は被害者を連れてカラオケ店に行き、そこで容疑者に問題を解決するために前に出てきなさいと訴えたという。その姿は多くの地元メディアのメンバーによって目撃されている。それを知るや容疑者はその後、モトで逃亡したという。まさにクズ男である。

この事件、母親の子を守り、ゲスな男への勇気ある行動がニュースとなり、警察が本来の職務をせず、誰の見方であるかを明らかにしている。今はどうかわからないが、以前にプノンペンのKTVの入り口を公然と制服を着た警察官が守っていた。その後も警察とKEVの癒着は公然と生きていることを明にした事件である。また、こうした事件はよくおこることで、被害者が泣き寝入りしていたために明るみにならなかったに過ぎない。

日本でも警察が最終的にもみ消し、地位、権力を嵩にしたクズ男のレイプ事件、最高裁の最終審で強姦(レイプ)が認定されたことも記憶に新しい(7月8日)

それにしても日本では、15歳年少者の労働などは、先ずは児童労働保護法に触れる犯罪である。

掲載画像:事件のあったカラオケ店 画像:Khmer Timesより

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