頓挫する融和的な外交、ASEAN議長国としてミャンマー民主派処刑に声明

東南アジア諸国連合(ASEAN)は、ミャンマー軍事政権による4人の民主派活動家の処刑に失望を表明した。

「ASEANは、カンボジアのフン・セン首相による個人的な訴えにもかかわらず、ピョー・ゼヤル・ソー、チョーミンユ、フラ・ミョ・アウン、アウン・トゥラ・ザウを含む4人の野党活動家の処刑に非常に悩み、深く悲しんでいる。 ASEAN議長として、また他のASEAN加盟国の訴えとして、判決の再検討を求める。これはASEANが真剣に受け止めている問題だ」と述べた。

ASEANは全体として、状況の悪化を避けるために最大限の抑制、忍耐、努力をミャンマー軍部に求めている。

第55回ASEAN閣僚会議のわずか1週間前の死刑執行の実施は、特にASEAN議長による、暴力を終わらせ、罪のない人々の苦しみを和らげるために、関係者全員の間で対話を生み出すための信頼と信頼を築くことにおける5点合意を公然と無視するミャンマー軍事政権の態度と回答である。

ここにカンボジアのASEAN合意を逸脱するかのような融和的な外交が完全に頓挫し、また公然と軍事政権に接近する中国は、いっそうASEAN諸国や欧米にその下心を見透かされることになり、中国外交にとっては一つの汚点となった思われる。

*下記の記事をご参照ください。

掲載画像:Khmer Timesより

おすすめの記事