サル痘:ナイジェリア人男性の接触者、現在、5人に発症なし タイは厄介払い

保健省大臣兼報道官:OrVandine博士は、7月24日の時点で、タイでサル痘ウイルスで陽性であることが確認され、カンボジアに逃亡したナイジェリア人男性の接触者から、現在のところサル痘の症例は検出されなかった、と25日に述べた。現在のところであって、タイ国境を陸路で入国した疫病を発症後に入国した患者であるから、上記に5人に限らず、多数の接触者がおり、「現在のところ」の発症未確認であって、予断が許されない。

「これまでにサル痘患者に5人のナイジェリア人と密接に接触していたが、公式の確認を待つ間、彼らの健康を監視するために自宅隔離されたままでいる」と保健省大臣でCovid-19ワクチン接種のための全国アドホック委員会の委員長ヴァンディン博士は述べている。

5人全員がまだ感染の兆候を示していませんが、それぞれの家で隔離し、自分の健康状態を監視し、疑わしい症状がないか医療チームに報告する必要があると彼女は付け加えた。さらに、国務長官は、ナイジェリア人男性と接触しているすべての人に、最寄りの保健官に連絡するか、医師の診察を受けるか、必要に応じて115に電話するように求めている。

ナイジェリア国民:オズモンドチハジリム(27歳)は、7月23日17時30分にカンボジアの管轄当局によってプノンペン都チャムカルモン地区トゥオルトンポンII区、430通りのゲストハウスで発見され、7月22日にクメール・ソビエト友好病院(ロシアン病院)に送られました。

タイはサル痘ナイジェリア人の身柄引き取りを要請せず

タイ・ニュース報道によれば、ナイジェリアの観光ビザ入国者は先週、、プーケット県で発熱、咳、喉の痛み、鼻水、彼の体と顔の他の部分ー性器に発疹や病変が広がったため、民間病院に入院しサル痘に陽性であることが確認された。患者は当局との協力を拒否し、7月21日にホテルから脱走した 観光ビザ入国だが、端から不法滞在目的であったようだ。

タイのアヌティン・チャーンビラクル公衆衛生相は昨日、「タイがナイジェリア人のサル痘患者のカンボジアからの帰国を求める計画はない」、「患者がカンボジアで治療を受けることを期待している」、「彼がそこで治療を受けているのを見るのは良いことです」と述べている。

脱走者の身柄返還要求したところで伝染性のサル痘患者の移送は困難であり、呈の良い「厄介払い」でもある。一方、カンボジアは過去20年以上、世界の犯罪者の逃げ込み先と言われている。彼

彼は7月18日(月)、プーケット・カトゥー地区パトンビーチのコンドミニアムに宿泊、最初のラボテストの結果を受けて、医療関係者が彼を治療のためにヴァチラプーケット病院に連れて行ったという。が、患者は宿泊所を無断で抜け出し、22日(金)にタイ・サケオ県の国境を越えてカンボジアに入り、土曜日にプノンペンの市場で逮捕された。

当局がカンボジアに彼を引き渡し要求はしないが、治療完了後に同ナイジェリア人がタイに戻った時、オーバーステイ(過剰滞在)で起訴される可能性がある。彼は10月21日にタイに入国している。

先週の18日と19日に行われた2つのラボテストでカンボジアの最初のサル痘の症例が確認される前に、27歳のナイジェリア人はまだタイ当局によって名前が隠されていた。

保健当局は17人からの臨床検査の結果を待っていたが、2人の検査は陰性だったという。

保健省は、カンボジアでのサル痘患者の5人の濃厚接触者の監視を続けているがこれらのナイジェリア人、いずれも身元、滞在目的そのものが怪しいと思われる者たちであろう。カンボジアには、降ってわいたような迷惑な者たちである。

掲載写真:バンコクポストより

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