深夜、パトカーの「酔っぱらい」運転事故、1人重傷だが、運転手は逃亡
酔っ払い運転で衝突されたトゥクトゥクの運転手は重傷を負う

信じ難い、とんでもない事故が発生した!と外国人は驚くが、カンボジア人はどうなのだろうか?ようあること、と受け取るのであろうか?

昨晩、酔っ払って「POLICE」と書かれた車を運転していた疑いのある男が、トゥクトゥクの運転手に衝突し、重傷を負わせたが、現場から逃走した。これでパトカーの運転手がカンボジア人と証明している。こうした恥知らずな無責任な行為は貧富の差がなく、重大な事故ほど逃亡が発生する。法の整備はどうなっているのか、が知りたい。

酔っ払い運転で衝突されたトゥクトゥクの運転手は重傷を負う 画像:Khmer Times

衝突時に発生した現場付近の損傷、相当な速さで衝突したことがわかる 画像:Khmer Times

事故は、2022 年 11 月 7 日月曜日の午後 11 時 30 分、カンダル州タクマオ市タクマオ環状交差点の国道 2 号線沿いで発生しました。

現場の関係者によると、事件前、泥酔の疑いのある男が警察のナンバープレートを付けた白いレクサスRX330パトカーを南北に高速で運転していたという。

やがて車のコントロールを失い、道路脇に駐車していたトゥクトゥクに激突し、カンダル州裁判所のフェンスに衝突し、トゥクトゥクの所有者が重傷を負った。

パトカーの運転手は停車をすることなく、タフマオ市ドゥームミーン コミューンの Stung Chrov 村に向かって車を走らせ、さらに家屋に激突し、車が大破した。その後、運転手は現場から徒歩で逃走したという

「事件後、タクマオ市の交通警察が車を撤去し、所有者が来るのを待って法律に従って解決しました。」とKhmer Timesはいつもの事故のように結ぶが、事件後の法的処罰がどうなっているか、どうなるのか、に触れた報道記事は従来、ほとんどない。

事故を起こし、相手に重傷を負わせ、轢き逃げ同様で更なる事故を起こし、車が動かなくなるや加害運転手は逃亡するという悪質極まりない事故だが、問題のパトカー運転手は現職警察官なのか、どうか、それとも盗難車なのか、もし前者ならこれまた警察の大恥、大失態である。が、これも警察側が明らかにしない限り、報道されることはないであろう。

*なお、カンボジアの警察は軍組織である。一般の常備軍は国防省、警察は司法省の管轄だが、軍隊内部を観察する憲兵は、警察と協力して麻薬捜査するなど、この時は内務省管轄であり、非常に外部から解り難い組織である。警察組織の階級は軍組織と同じである。

掲載写真:Khmer Time

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