保健省は、Covid-19患者の治療を承認された私立病院を新たなCovid-19患者の治療診療所のリストに新たに追加されたことを発表した。
11月1日付けで同省は、ニヤポリクリニックをCovid-19陽性患者の受け入れを開始することの承認したという。
保健省の承認によると、「プノンペンのRussey Keo地区Toul Sangke I区、No.36、Street105にあるNiya Polyclinicは、軽度から重度まで、あらゆるレベルのCovid-19患者が利用できるといが、Covid-19治療のためのクリニックの部屋は、さまざまな価格で3つの別々のレベルにあります。通常の部屋は1日あたり300ドル、VIPは1日あたり500ドル、緊急時は1日あたり600ドルです。筆者が実際に訊いたところによると、保険制度もないカンボジアで、治療期間を勘案するに4000㌦以上のデポジットを最初に渡すということ、これは日本と比べてもべらぼうな高額で、さらに写真等では清潔な高度な医療が予想されるが、死亡率の高さは施設の清潔度以上にカンボジアの医療水準、従事者の能力にある、ということを忘れてはいけない。
政府は死亡率の低下を要求、だが医療水準とそのホスピタリティ能力から俄かに低下しない
カンボジア政府が死亡率を低めようと、民間の診療所と病院は引き続きMoH承認リストに追加されるという。Covid-19による死亡率はカンボジアは高く、首相は保健当局に国内の死亡率を減らす方法を見つけるように指示したという。
新Covid-19クリニックは富裕層、べらぼうな高額である
在カンボジア外国人が新追加のカンボジアのCovid-19陽性患者受け入れは、まさに富裕層のためでそれを仲介する外国人相手の病院も実際は応急診療もせずにべらぼうな高額の診療費が請求される覚悟が必要である。これで富裕層や高収入の外国人は助かっても、死亡者/感染者数の死亡率が下がるとは思えない。今年7-8月の第5波の感染者急増期でカンボジアでの死亡率は日本2.5倍以上、急減期の今は10倍以上になるのではないか。
少なくともCovid-19に罹ったら、入院を前提で5000㌦の準備が必要である
これは筆者の体験から言える。先ずは診療以前にデポジットか、金銭支払い書類の署名を強要される。それが嫌なら自宅治療で自力で耐えるか、さっさと帰国して日本で治療する方が、金銭的に楽でありホスピタリティーの苛立つ精神負担も楽である。