フン・セン首相、ガソリン価格が過去最高に上がった、と言及

フン・セン首相は2日、ロシアのウクライナ侵攻が世界の供給を混乱させる恐れがあるため、世界の原油が急騰していることを理由に、ガソリン価格が再び高値に達したことに言及した。現在のガソリン価格は、12月16日付けのガソリン価格と比較して17%上昇した。

同首相は、カンボジアは産油国ではなく、産油国でも石油価格が高騰していると付け加えた。カンボジア当局は、国際市場での原油価格に基づいて、毎月1日と16日にガソリン価格を調整している。

なた商務省は、カンボジアは石油生産国ではなく、近隣諸国から石油を輸入しているため、国際石油価格が上昇すると、カンボジアの小売燃料価格に影響を与える述べており、その影響は諸物価の高騰、特に輸入品に偏るカンボジアの消費生活は大きなダメージを与える懸念がある。

なお今回のフンセン首相の石油価格の上昇の背景について言及したのみで、政府による消費価格高騰を抑制する施策に等についての具体的な施策については全く触れていない。

掲載写真:昨年からガソリン高騰が続く。 画像:Phnom Penh Post

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