3日(木曜日)のカンボジア開発評議会からの報告によると、カンボジアは2021年に43.5億ドルの固定資産投資を受けたと発表した。
報告書によると、中国は東南アジア諸国への最初の最大の外国投資家であり、2021年の同国の総投資額の53.4パーセントを占めた。それだけカンボジアがAEANの中で突出していることが解る。2021年、カンボジアは中国から23億2000万ドルを受け取ったと付け加えた。これは2020年の13億9000万ドルから67パーセント増加したようにコロナ禍のなかでカンボジアにすれば恵みの雨である。
同報告書によると、2021年、中国の投資額とは比較にならないが、意外にも米国とシンガポールは王国にとって2番目と3番目に大きな投資国の地位である。両国の投資額はそれぞれ1億6300万ドルと1億2100万ドルであった。
カンボジアへの中国の投資の急増について、国務長官で産業科学技術革新省の報道官:ヘン・ソクン氏は、カンボジアと中国の自由貿易協定と地域包括的経済連携が、カンボジアへの外国人投資家、特に中国人投資家により多くのことを奨励する重要な要因であると述べている
「また、一帯一路イニシアチブの枠組みの下での装甲艦の友情と二国間協力は、カンボジアと中国の間の貿易と投資の成長のための主要な原動力です」と同氏は新華社に語った。まあ、これは中国への忖度と本音とが混じった発言である。
掲載写真にある米国向けのカンボジアの衣料品工場の写真でわかるように中国の直接投資は、こうした米国がカンボジアに付与した特恵関税制度を利用した工場経営も含まれている。
掲載写真:イメージ 画像:Khmer Times