<2月20日事件>対象年齢ワクチン接種2回完了60%、日本:53%

下記の新規感染者の確認数は保健省発表を基本にしていますが、各州の新規感染者の確認数合計とその数が大きく乖離(かいり)しており、数値に信頼性を置けるものではありませんことをご承知おきください。(8月26日報道、保健省は公式発表が実数ではないと認める。その後改善無し)報道の記事を読んでもそのように主張する根拠が見いだせない。

 9月18日(9月17日の確定数)午後2:00現在

<2月20日市中感染事件>関連での新規感染者488(内デルタ株市中感染人?

◇ 入国検疫160人(大多数がタイからの帰国者 デルタ株?人)

総計:648

<同事件>関連での累計85,743人、カンボジアでの累計総数103,482人(輸入症例17,739人、2月20日市中感染以外の国内感染者累計65人)死者2096人(前日比+

上記の累計、感染者実数は100~200人の誤差あり。また死者数も含めて単なる数合わせの形跡有り。

9月18日の報道

バンタンバン州:州政府は17日、Covid-19感染のリスクが高いと見なされるすべての事業と職業を無期限に停止した。これらには、カラオケバー、ナイトクラブ、ディスコ、ビアガーデン、カジノ、リゾート、美術館、遊び場、遊園地、カッピングおよびコイニングクリニック、マッサージパーラー、サウナおよびスチーム施設が含まれます。

現在、州ではフェイスマスクと社会的距離の拡大が義務付けられており、アルコールの販売と10人以上の集会はすべて禁止されています。

ケップ州:コロナウイルスの制限を14日間から9月30日まで延長しました。

バッタンバン市:市場や多くの商店が閉鎖。画像:Phnom Penh Post

*上記2州の報道は、英語紙サイトではPhnom Penh Postのみが報道。

 9月19日(9月18日の確定数)午後2:00現在

<2月20日市中感染事件>関連での新規感染者534(内デルタ株市中感染人?

◇ 入国検疫78人(大多数がタイからの帰国者 デルタ株?人)

総計:612

<同事件>関連での累計86,277人、カンボジアでの累計総数104,094人(輸入症例17,817人、2月20日市中感染以外の国内感染者累計65人)死者2109人(前日比+13

上記の累計、感染者実数は100~200人の誤差あり。また死者数も含めて単なる数合わせの形跡有り。

9月19日の報道(9月18日の確定数)

・バンテアイミアンチャイ州:一日でコロナ感染者7人の死亡。

・バッタンバン州:ダム建設現場で新規感染者34人を確認。

・コンポンチュナン州:新規感染者40人を確認。

・コンポンチャム州:4000人の教員を検査で9人の感染者を確認。

*カンボジアでは、学校再開に伴い全ての学校教職員は2回のワクチン接種完了が前提である。

ワクチン接種率:対象年齢(18歳以上)日本:53%、カンボジア:60%が完了

政府系メディア:Khmer Times は「カンボジアは、隣国であるタイやベトナムよりもはるかに多くの予防接種を受けているだけでなく、ドイツ、日本、米国よりも高い予防接種率を達成しています。」と豪語している。

だが、そう書いているKhmer Times自体が下のグラフを直後に掲載している。グラフを見るに接種完了者ではドイツがカンボジアを逆転している。またワクチン外交を展開しカンボジアにも大量のワクチンを供与している中国でさえ、接種対象者の67%である。

と、いうことはKhmer Times さえ、日々ワクチン接種の数の政府や保健省公表の接収数を毎回のように記事にしているが、下のグラフを見て実態を掴みなさいと示唆しているかに見える。

地元メディアのニュースには発信元(ソース)に注意や精査が必要

政府機関の垂れ流し報道の現地メディア記事を翻訳・コピペするだけで、簡単な精査もなく、掲載する日本語ニュースサイトがあるのは困ったものである。日本語のニュースと称してもガサネタが政府広報であることが多い。そうしたサイトは、現地メディアのニュースソースさえあきらかにしていないものが多く、そうした点でも判断ができる。

*上記グラフ:6月19日付 Khmer Times カンボジアは小国であることが幸いしている。

*<例>9月19日の最新ニュース:Khmer Times:「カンボジアは、人口1,600万人の73.91%にCOVID-19の予防接種を行っています。」、記事内容を見るに第1回接種人数とある。

グラフと最下記のニュース、どちらを判断の根拠としますか?

*掲載写真:Khmer Times

 

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