米国、選挙後 カンボジアに制裁を課すと発表

米国政府が「(選挙が)自由でも公平でもない」と主張し、選挙後にカンボジアに対する制裁措置を発表した。

日曜日の投票で政権党(人民党)は地滑り的勝利を主張し、その暫定結果によると、フン・セン首相率いるカンボジア人民党(CPP)は月曜日、有席125議席のうち120議席を獲得したことを発表したと報道されている。

*昨日の記事で指摘したように、投票率も政党別議席数もNECは暫定的なもので確定された数値ではないと述べている。国内メディアの報道では、投票日から翌日の午前中に記事では、有効投票率や無効票、さらに議席数の数値が登場しているが、わずかの時間で集計することはほぼ難しく、いずれも確定した数値ではない。前々回(2013年)、野党が政権党に迫った選挙時は、確定投票や議席数の確定に1か月ほどの時間が経過している。

また、38年間政権の座にあるフン・セン首相は、日曜日の投票で初の国会議員を獲得する予定の首相の子息:フン・マネ氏(45)が次期首相の可能性があるとも述べている。

米国は援助プログラム一時停止、対象個人のビザ制限の措置を発表

23日(日)の夜、米国・国務省は、今回の国政選挙が「自由でも公正でもない」と判断した上で「対外援助プログラムの一時停止、民主主義を損なったとして個人のビザ制限を課す措置を講じた」と発表した。

「カンボジア当局は、政治的野党、メディア、市民社会に対して脅迫と嫌がらせを繰り返し、同国の憲法の精神とカンボジアの国際的義務を損なった」と国務省報道官:マシュー・ミラー氏は述べている。

なお、Khmer Timesは上記の報道をするにあたって、「愚かな米国、選挙後にカンボジアに制裁を課す(原題:Ridiculous US imposes sanctions against Cambodia following election)」という見出しを付けている。

掲載写真:Khmer Times

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