首相、観光不振に危機感か、問題解決のメカニズムの検討を関係当局に指示

カンボジアのフン・マネ首相は、新型コロナウイルス感染症の流行で外国人観光客の数が減少したため、観光問題に対処する仕組みを見直すよう関係当局に指示した。

この指示は今朝、プノンペンの工場や企業の1万8000人以上の労働者との会合で行われた。

首相は、一部の国の指導者、特にタイ首相やフィリピン大統領との会談中、より多くの外国人観光客がカンボジアに来るよう観光分野での協力を常に奨励していたと述べた。

フン・マネ首相によると、「カンボジアへの外国人観光客の数は、新型コロナウイルス感染症の流行により減少したが、現在は若干増加している」と述べ、さらに「観光客の数は新型コロナウイルスの影響を受けている。タイも同じです。タイに尋ねたところ、タイは新型コロナウイルス感染症以前には4,000万人の観光客を受け入れていたが、現在は約60%増加している。これでは十分ではない。すべての国が影響を受けている。」と説明している。

首相はまた、「シェムリアップ州知事に外国人観光客の増加状況を尋ねた」と述べた。同氏は、観光省からのデータは一つのことだが、シェムリアップ当局からもっと知りたいと付け加えた。

フン・マネ氏はまた、トンコン上級大臣とソク・ソケン観光大臣に対し、観光問題を解決する仕組みを確認するよう指示した。

首相の指示は、トンコン氏が観光大臣を長く勤めていたが、コロナ禍以降、希望的観測と訪問観客の数値そのものに対する信頼がないのか、といった内容の指示である。観光客の訪問が、コロナ以前に戻っておらず依然低迷しており、さらに観光省の統計数値自体にも早くから疑問が生じていた。

掲載写真:カンプチア・トメイ

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