<終わらない、止まらない2>高級車2台に同乗の中国人13人を封鎖規制違反で逮捕

27日の午後2時にロールスロイスの運転する軍将校と同乗の中国人の逮捕が話題になったかと思うと、今度はその晩、同じ場所近くで、13人の中国人とカンボジア人の運転手が封鎖を破ったとして警察に逮捕された。

報道によれば、警察は、プノンペンのダウンペン地区スラチャ区チュロイチャンバー橋(別称:日本橋)の手前で2台の高級車を止めた。その2台の車両捜索したところ13人の中国人見つけた、当局の移動許可書を持っている者は一人もいなかったという確信犯である。その後、警察はカンボジア人運転手を含めて14人を拘留したという。尋問のよって、カンボジアの運転手は警察にChroy Changvar区のコンドミニアムに行くためにBoeung Keng Kang地域から13人の中国人男性と女性を連れて行ったと供述したという。カンボジア人の運転手と13人の中国人は、さらなる調査のためにプノンペン市警察に送られたという。

Khmer Times紙はあきれたのか、うんざりしたのか、同事件を再び「13人の逮捕は、4人の中国人がソカホテルから脱出し、今日82人の命と10,500人以上のCOVID-19感染を主導し連鎖反応を引き起こしたときに始まった2月20日市中感染事件の根本原因を思い起こさせる。」と記事を締めくくっている。なお、先のロールスロイスの事件で逮捕された4人は罰金刑で終わっている。鞭打ち刑を推奨したプノンペン都知事はどう思っているのだろうか。

<2月20日市中感染事件>の発生以来の規制違反や当局への非協力を現地報道で何度も取り上げられた外国人(主に中国人、ベトナム人)たちの非行、なぜ<終わらない、止まらない>のであろうか。この報道に一緒に掲載されたKhmer Timesの写真、誰しもが思うことだろうが、なぜこんな若い女性たちが夜中、高級車に乗ってコンドミニアムに行くような贅沢ができるの?という疑問が湧いてくるだろう。

掲載写真:封鎖、夜間外出禁止違反で逮捕された中国人男女。 画像:Khmer Times

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