続報5.6 銃器強盗事件? 12人の大量逮捕だが起訴は6人のみ
警察で取り調べを受けるクメールライズ党の党首側近。

プノンペン都裁判所は25日(土曜日)、クメールライズ党(KRP)の党首やその側近を含む6人をプノンペン都ポルセンチェイ地区チョームチャオ自治区で19日(日曜日)に起きたSNSでのローション販売で知られる被害者:Ean Sieu Meyへの武装強盗の関連者として起訴し、裁判待ちのために刑務所に送致したという。

この19日に起こったされる事件、Khmer Timesは実に22日の第1報から27日まで第6報を上げる念入りな報道の割に、他のメディアではセンセーショナルな事件の割に冷ややか報道である。

*本サイトには、下のような記事をアップしてあります。ご参考にしてください。

プノンペン市裁判所・副検察官兼報道官:Plong Sophal氏は、武装強盗の首謀者であるSok Sovann Vathana Sabungの別称:WilliamGuang(44歳)ー自動車販売兼金融業者ーと彼の妻Sovann Srey Soryopor(24歳)、またGuangの運転手であるRamorn(33歳)。個人秘書のSovann Ranuth(26歳)、政党(KRP)の会計士:Keth March(26歳)、GuangのガールフレンドのThun Wathanak Boramey(27歳)の6人が正式に起訴された、と述べた。

12人を事件の翌日には逮捕しながらも起訴にもって行けたのは半数の6人のであった。

事件が大事で逮捕者が多数であった割に6人しか起訴できず、残りの逮捕者6人ついての情報はない。これは警察の誤認逮捕か、または起訴するほどの犯罪をおかしていないか、どちらかであろうというのが日本では常識だが、何しろここはカンボジアである。主要メディアは警察情報しか載せておらず、他の情報はフェイク扱いになるのだから、これ以上は解らないというのが本サイトの編集者の本音である。

警察で取り調べを受けるクメールライズ党の党首側近。12月24日Khmer Times報道(第5報)の記事より

この事件、既にご存じの方も多いが、実に奇妙な不可解な事件で、Khmer Timesのみが6回にわたって報道しているのに反し、Phnom Penh Timesの方は反応が鈍く、他の群小メディアでは事件そのものや首謀者と被害者の関係を匂わせる記事を載せるなどしている。第3者の一般読者にとっては真相は藪の中というのが、真実に近いであろう。

掲載写真:起訴された銃器強盗のメンバー 画像:Khmer Timesより

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