続報 警察がポルノ製造組織事件、外国人は中国人(30人)であった

内務省刑事局の警察はカンボジアでポルノを制作したとして30人以上の中国人を逮捕しており、警察はこのグループがより大規模な国際犯罪ネットワーク(中国マフィア)の一員である疑いを持っている。

この事件、前日に本サイトにアップされたポルノ制作・流通事件で、前回のニュースでは外国人の大量逮捕で国籍等は明らかにされいなかったが、やはりな、という結果になった少なくとも外国人30人は中国人であった。

*下の記事をご参照ください。

刑事部警察官:ヌオン・キムホン氏は24日(火)午後8時頃、副検察官率いる警察がプノンペンのボンケンカン地区のボンケンカン1区のコンドミニアムを強制捜査し、容疑者らが大量に逮捕されたと発表した。

*訂正:25日の地元メディアの報道では、プノンペンの310通り沿いコンドミニアムの9階で捜索が行われたと報じられたが、26日の警察発表ではボンケンコン2区ではなくボンケンコン1区という都心のど真ん中に中国マフィアの拠点があったということのようです。

警察の捜索で逮捕された中国人たち Khmer Tiemes

同キムホン氏は、中国人犯罪組織は金銭と引き換えにポルノビデオを制作するよう説得されたとされるカンボジア人女性2人が警察に告訴したため、警察が犯罪施設を捜索したと述べた。同氏は、告訴状を受けて警察が現場を捜査し、容疑者らが隠れていた建物を特定したと付け加えた。警察はまた、犯罪施設と化したコンドミニアムを捜索した後、30人以上の外国人を逮捕していた。逮捕後、警察は敷地内で見つかった多くの証拠書類を押収し、取り調べのため容疑者たちを内務省に一時拘留した。

国家警察報道官のチェイ・キムクウン中将は25日、この事件はまだ捜査中であるため、彼はさらなる詳細の提供を今は出せない、と述べている。

内務省の国務長官兼国家人身取引対策委員会の常任副委員長:チョウ・ブン・エン氏は25日、容疑者らはカンボジアのより大きな犯罪組織か国際犯罪組織の一員である可能性があると述べた。外国人30人以上の逮捕で、30人が中国籍となれば、中国・香港マフィアのポルノ部門の構成員たちであることは、ほぼ間違いない。

警察は法に従って逮捕し処罰するために、カンボジアに隠れている犯罪ネットワークに属する他のメンバーの捜査と解明を続けていると述べた。また同氏は、「このグループが国際的組織を持ち、近隣諸国に潜伏していることが当局に発見された場合、当局はそれらの国の当局と協力して逮捕するだろう」と付け加えている。

カンボジアの威信低下と東・東南アジア全域に被害者を出している犯罪組織:中国マフィアのカンボジアにおける長年の拠点化は明らかであるが、それも今回はプノンペンの都心中の都心で多国籍の外国人が居住する地区:ボンケンコン1区のコンドミニアムがポルノ制作現場であったというのだから、舐められているいうか、犯罪組織員がごく身近にいることに改めて驚く。

掲載写真:警察の提供

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