文科省 高等教育部門の質改善に博士課程や教員養成コースを導入
教育省大臣

教育・青少年・スポーツ省(日本の文科省にあたる)は、国立教育研究所やその他の高等教育機関に博士課程や教員養成コースを導入する予定だ。教育・青少年・スポーツ大臣:ハン・チュオン・ナロン氏は、目的は高等教育部門における質の高い革新的な訓練を確保することであると述べた。

同大臣は11月1日(水)、教育省(以下、教育省を使用)で高等教育機関の発展を議論するために開催された会議の中で発表した。

同氏は、博士課程の訓練を支援する計画には、高等教育機関に対する博士課程プログラムの実施と改善への支援の提供、研究誌や出版用の研究論文の作成と運営における技術支援の提供などが含まれていると述べた。

同大臣は、同省が研究倫理と評価ツールに関するガイドブックを作成し、博士課程の訓練の質を監視する委員会を設置すると述べた。

MJQ教育の創設者で会長のクアック・メングリー氏は2日、教育省は追加の研修を提供し、知識レベルと学位に応じて教授を任命すべきだと述べた。

「修士課程を修了したすべての教師を講師や教授と呼ぶことはできません。教授になるには博士号を取得して本を出版する必要があり、研究をするには助教授として3〜5年の経験が必要です」と述べ、同氏はまた、卒業生を講師や教授(同氏によればインストラクターと呼ぶこともできる)と呼ぶ慣行についても懸念を表明した。大学院および教員研修を受けた卒業生は講師になれ、5 年以上の経験と博士号取得者は教授になれるものです、とごく常識的なことを述べているが、既存の私立大学には怪しげな教員が「教授」と自称していることを示唆しているのだろう。

掲載写真:教育省大臣ハン・チュオン・ナロン氏(11月1日の会議で) Khmer Tiemes

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