政府 洪水軽減プロジェクトに 3 億ドルを支出

フン・マネ首相は、「重要な都市部の洪水を防ぐため、政府がプノンペンでの3億ドルの洪水軽減プロジェクトを承認した」と述べた。

フン・マネ氏は4月10日、水資源気象省の年次会議の閉会式を主宰し、同発言を行った。

来る雨期に向けて「私はプノンペンの洪水問題に対処するために実施される5年間のプロジェクトを承認しました。それには約3億ドルの費用がかかります」と述べている。

首相は、「プノンペンの洪水問題は、ポンプ場などの設備を追加しプノンペンへの過剰な水の流入を阻止するために既存の排水システムを修復することで解決す」と付け加えた。

また同首相は、「このプロジェクトにはプノンペンの洪水の防止と既存の排水システムの改善という2つの主な目的がある」と説明している。

同首相は、「公共事業運輸省、水資源省、プノンペン市庁舎が市の水道インフラの整備に責任を負っている」と述べた。また、水資源省に対し、水をプノンペンから遠ざけ、代わりにバサック川に入る前にタケオ州、コンポンスプー州、またはカンダル州に流す措置を講じるよう要請している。

そのため「4つの新しいポンプ場が建設され、プノンペン南東部の灌漑システムも修復される」ともプロジェクトの意義を強調している。

プノンペン副知事:クット・チェ氏は10日、「洪水軽減プロジェクトはすでに進行中であり、これにより洪水が発生しやすい地域に到達する水の量が減少する」と述べた。

掲載写真:Khmer Times

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