<あっ、あの人だ!>投資詐欺で収監の日本人 病院から脱走後に捕まる

昨年10月に投資詐欺で収監中の囚人:日本人男性・久野kakaka(70歳)がクメールソビエト病院で治療中にを逃亡したが、1月10日に逮捕され、13日プノンペン市裁判所で「逃亡」の罪で再起訴された。

プノンペン市裁判所・報道官:;Plong Sophal氏は13日、囚人のKuno Kakaka(70歳)が刑法第560条および第561条に基づく「逃亡」の罪で起訴されたと述べた。有罪判決を受けた場合、彼は1年から2年の懲役に処せられるという。

同脱走犯の報道を伝えるKhmer Timesは、同人物の写真を大きく掲載している。同投資詐欺事件及び脱走についての寡聞にして気づかなかったが、昨年暮れのオンライン詐欺といい、今回の脱走犯といい、少しカンボジアやカンボジア人を舐めているのか、という感がある。

在カンボジア日本人の方には、掲載写真を見た方には「あっ、この人知っている。えっ、脱走犯だったの?」という人もいるのではないでしょうか。

下の投稿ニュース参照

投資詐欺事件の囚人:久野という人物の事件

今回再逮捕・収監された久野KAKAKAという人物、二重国籍(日本人とカンボジア人)を所有者で、昨年プノンペン市裁判所から4件の犯罪(「投資詐欺、偽小切手、認可なしの証券取引とマネーロンダリング」で1年~4年の禁固刑を言い渡されている。

久野容疑者は、刑期を務めていた昨年10月に体調を崩し、10月12日午後8時ごろから脱出した際、治療のため入院した。その後、裁判所の捜査裁判官は、彼の再逮捕のために10月19日に逮捕状を発行した。久野容疑者は1月10日にダウンペン地区で再逮捕された。

14日再起訴された後、久野容疑者は先の判決を言い渡すために刑務所に送られ、新たな起訴の審理が行われると再び法廷に出廷する予定である。

脱走囚人:久野はプノンペンのプランピマカラ地区に住んでいた不動産・マンション建設投資家(自称であろう)を名乗っていた。彼は2020年7月16日に逮捕されました。多くの人々から、2018年から2019年の間に彼のマンション/アパート建設プロジェクトに投資した金額である1,000万ドル以上を騙し取っているという訴えがあったという

これもまた善人の仮面で他者に近づく、確信犯的な詐欺師である

これもまた、善人の仮面で他者に近づく、確信犯的な詐欺である。

近年、日本国内でカンボジアを舞台とした毎年の如くの投資詐欺事件摘発が下火になったかと思うと、こうした在カンボジア日本人が様々な詐欺や無認可の虚業、マネーローダリングなどで話題になる者が増えている。いずれも恥知らずの日本人と思ってしまうが、彼等はいずれも確信犯である。要するに狡い犯罪者たちである。こうした連中は、衝動的ではなく日常的に明るみに出なければ楽してお金になる犯罪を繰り返す、現地人が騙せなけりゃ日本人を対象に、彼等は「同胞」なんて思っていない。これはカンボジアにしっかり根を張っている中国マフィアにも言えることである。

特にネット広告をやたらとコメント欄に張り付けてくるもの(多くは女性の名前、facebookへの投稿を公開するや日本語、中国語の貼り付けなら日本人か中国人雇用の現地人が1日に数百回とコピペを繰り返している100%ネット広告詐欺である)と見分けたほうがいい。携帯電話のSNSにこうしたものはうざったいほど溢れている。

掲載写真:警察で取り調べ中の脱走犯・日本人 画像:Khmer Times

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