バッタンバン州知事:Sok Louは、刑務所と薬物リハビリセンター職員に刑務所での麻薬密売に従事しないよう警告した。
同警告は、知事が国際麻薬乱用デーに参加した13日に出された。式典には、バッタンバン、コンポンチュナン、ポーサットの3つの州政府が参加した。
知事は、「関連する市町村および地区当局、特にすべての関連当局に対し、麻薬密売人および流通業者が無罪となることを確実にすることにより、効果的な麻薬抑制に注意を払うよう最善を尽くすことを要請したい」と述べた。
同知事は、「刑務所職員と薬物リハビリセンター職員に、刑務所と薬物リハビリセンターでの麻薬密売は厳しく禁止されている」と警告した。
同知事の警告は、ちょっと驚くべきことだが、麻薬犯罪への当局の一員が、刑務所やリハビリセンターで麻薬密売に従事していることを暗に確認しており、見過ごせないと改めて警告したものと受け止められている。「お金で転ぶ職員が公務員には多い」というのは、カンボジアでは一般的な常識であるが、それでも麻薬まで、と腐敗状況には驚かせるに十分なものがある。麻薬との戦いはいつ果てることなく続きそうである。
掲載写真:世界麻薬撲滅ディーの式典 画像:Khmer Times