カンボジアは交通事故により毎年GDPの2.5から3パーセントの損失を記録しているとSun Chanthol上級相は述べた。
公共事業運輸大臣を兼務する同上級大臣は、世界の交通安全の改善に関するハイレベル会合で声明を発表した。会議は、「交通安全の2030年の地平線：10年の行動と配達の確保」というテーマで開催されている。
国連は、この会議で政治的意思を強化し、交通安全に関する10年の行動のための世界計画の実施を強化する機会であると述べている。
同上級相は「カンボジアでは交通事故が事故の主な原因であり、交通事故で毎日平均5人が死亡している」と述べた。また毎日の数字では、交通事故で毎日10人が負傷していることを示している。
国連開発計画（UNDP）の調査によると、カンボジアは交通事故により国内総生産（GDP）の約2.5％から3％を失っているという。小国としては高い死傷率が少なからぬ経済損失を示している。2010〜2020年の年次交通事故被害者情報システム（RCVIS）によれば、交通事故の主な原因は、スピード違反、追い越し、道路走行規則違反の軽視、飲酒運転であると述べている。要は、カンボジアに蔓延している官民ともに遵奉意識の欠如の反映を示している。
掲載写真：公共事業運輸大臣を兼務する同上級大臣の国連でのスピーチ 画像：Khmer Times
