中国大使館、カンボジアで拘束の多数の中国人救出を発表

中国大使館の声明によると、カンボジアへ詐欺広告で誘引され、カンボジアに拠点を置く通信詐欺グループに拉致・強制労働された中国人のグループが救出された、という。

同大使館は13日に発表された声明の中で、被害者は詐欺求人広告の求人にだまされた後、カンボジアに行ったと述べている。なお救出されたという中国人の人数は、明らかにされていない。

これら詐欺広告に誘引された中国人たちは、解放されるために家族に身代金を要求した詐欺の手口に利用され、詐欺グループの隠れ家に不法に拘束されていた。家族はすぐに当局に通知し、中国とカンボジアの法執行機関が共同救助活動を実行できるようにしたと声明では述べている。

東南アジアの各国の中国大使館は在外中国人に、地元に拠点を置く通信およびオンラインギャンブルグループによって実行される潜在的な詐欺に警戒するよう警告されている。

*下の記事をご参照ください。

近年、カンボジアでは中国人を巻き込んだ誘拐事件や人身売買事件が増加している。これは、中国のギャンブルや通信詐欺師の組織(シンジケート)が時刻での取り締まり後、犯罪拠点を東南アジア各国にに移動した後に起こっている。

なお、今年初め、カンボジアのオンライン詐欺師の組織によって誘拐され、「血の奴隷」として働くことを余儀なくされた中国人についての報告は、中国社会に衝撃を与えた。

掲載画像:Khmer Times

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