ベトナム 1月ー3月に13,200人以上がベトナムに不法入国を阻止

ベトナムの国境警備隊によると、1月から3月の間に、中国、カンボジア、ラオスとの国境に沿って、13,200人以上がベトナムに不法に出入りしているのが発見された。

3か月の間に、ベトナムの国境警備隊員は合計2,447件の国境通過事件を発見、3月だけでも、ベトナムとカンボジアの間を不法に旅行している1,127人が逮捕された、と地元メディアは報じている。カンボジアのメディアでもカンボジアの警察による不法入国に摘発が報じられるが、その数はベトナムと比べ、はるかに低い。

 

ベトナム国境警備隊の司令官:ル・ドゥック・タイ少将

ベトナム当局は、不法入国の内61人の違反者に対して訴訟を起こし、7,047人に行政罰金を科し、11,811人を隔離検疫にかけたという。4月26日午後の不法入国に関する電話会議で、ベトナム国境警備隊の司令官:ル・ドゥック・タイ少将は、ラオスやカンボジアと国境を接する地域に特に焦点を当てた水路に対し国境警備隊のパトロールと管理タスクを強化するよう要請したという。

またタイにも、キエンザン、カマウ、バクリュウの各州の国境警備隊が、ベトナム南西部の海域を経由する違法な出入りを防ぐために、関連する海軍と緊密に連携することを約したという。

掲載写真:国境の密林帯で警備ずる国境警備隊 画像:tuoitrenews.vn/newsより

おすすめの記事