7月17日夜、プノンペンでバイク運転の男性が追突されて死亡した。スピード違反の追突車の運転手が事故後に逃走を図ったが、激怒した市民らに追われて捕まり、警察に引き渡された。同事故は、7月17日月曜日午後8時15分、プノンペン都コンポル地区カントゥク区の第3環状道路沿いで発生した。
目撃者によると、バイクの運転手は、常軌を逸した運転をしていた車に高速で追突されたという。バイクは車の下に引きずり込まれたまま数メートル走り、男性は即死状態であった。車の運転手は、カンボジア人の例によくあるように、ただちに逃亡を図ったが、激怒した市民たちに追われ、1キロほど進んだところで取り押さえられた。
死亡者の名前はロン・チェイ(男性、30歳、工場労働者)と名付けられ、スヴァイリエン州ロメアス・ヘク地区ムクダ自治区プレク・プダオ2村出身と特定されている。
轢き逃げ事件で車の運転手は、警察に引き渡され、被害者の遺体は伝統的な儀式(葬式)のために家族に引き渡された。警察は今後、被害者への賠償や法規違反を調査するものと思われる。
追突事故を起こし、逃亡を図った運転手の氏名、国籍等は明らかにされていないが、カンボジア人と思われる。
掲載写真:Khmer Times