日本大使館より カンボジア国民議会選挙に伴う注意喚起(第3報)
大使館 注意喚起

既にご存知の方も多いと思いますが、7月20日付で在カンボジア日本大使館から在カンボジア日本人宛に<注意喚起>のメールが配信されています。

配信メールは下記の内容となります。

カンボジア国民議会選挙に伴う注意喚起(第3報)

  • カンボジアは、現在、国民議会議員選挙の選挙キャンペーン期間中です。選挙キャンペーンの最終日となる明日、721日(金)には、プノンペン都内で大規模な行進が行われる予定となっており、交通規制等に伴う大規模な渋滞の発生が予想されます。移動の際は十分注意してください。
  • 723日(日)は、カンボジア国民議会議員選挙の投票日です。各地の投票所で投票が行われますが、無用のトラブルに巻き込まれないためにも、投票所には不用意に近づかないようにしてください。また、投票所周辺での交通渋滞も予想されますので、移動の際は十分注意してください。

1 7月1日(土)から7月21日(金)の間は、カンボジア国民議会議員選挙(7月23日(日)投票日)の選挙キャンペーン期間となります。

プノンペン都の発表によると、選挙キャンペーン最終日となる明日、721日(金)には、人民党によるダイヤモンドアイランドを起点とした都内各所への約3万人規模の行進をはじめ、複数の政党がプノンペン都内各所において行進や集会を行う予定とのことです。 プノンペン都では、朝5時から行進終了まで交通渋滞が予想されるとしています。 

2 723日(日)は、カンボジア国民議会議員選挙の投票日です。各地の小・中学校等が投票所となり、投票が行われます。 

そのため、21日及び23日は、都内各所で交通規制等に伴う大規模な渋滞や公共交通機関(フェリーやバス等)の運休の発生が予想されます。車両乗車中に渋滞に巻き込まれた場合、長時間身動きが取れなくなる可能性もありますので、移動の際は十分ご注意ください。カンボジア選挙法第85条は、「カンボジアに在住する外国人が、政党又は候補者を支持又はこれに対抗するため、選挙キャンペーンに直接的又は間接的に参加することを禁じる」と規定しており、さらにプノンペン都の発表においても、キャンペーンと関係のない者は集会場所又は投票所周辺に近寄らないよう呼びかけておりますので、無用のトラブルに巻き込まれないためにも、選挙キャンペーン中の集団又は投票所周辺に不用意に近づかないようにしてください。   

※平素からの安全対策例

・自治体の発表や報道等により、選挙に関する最新情報の入手を心がける。

・集会やデモが行われているところには近づかない。

・特定の政党(候補者)を非難したり、支持するなど政治的議論は避ける。

・不測の事態が生じる可能性を念頭に置き、家族、職場、知人等に所在を明らかにしておくとともに、常に連絡がつくようにしておく。

4 プノンペン都の発表による21日(金)の各党選挙キャンペーンの概要は以下のとおりです。

○人民党(Cambodia Peoples Party

集会:ダイヤモンドアイランド

行進:ダイヤモンドアイランド周辺から都内各所(午前730分開始予定)

規模:約3万人

○フンシンペック党(Funcinpec

集会:フン・センストリート上

行進:フン・センストリートから都内各所(午前8時開始予定)

規模:約2,500

○クメール国家統一党(Khmer National United Party

集会:国土整備都市化建設省(Ministry of Land Management, Urban Planning and Construction)前の道路

行進:国土整備都市化建設省前の道路から都内各所 (午後2時開始予定)

規模:約1,200

なお、報道等によれば、観光省が投票日前日及び当日の22日(土)、23(日)は、レストランやスーパー等でアルコールの販売を控えるよう通知しているとのことですので、御留意ください。 

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在カンボジア日本国大使館  領事班

TEL: 023-217-161

https://www.kh.emb-japan.go.jp

consular.jpn@pp.mofa.go.jp

以上です。

大使館からの配信メールを御熟読の上、注意喚起の趣旨をご理解ください。

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