バンテアイ・メエンチェイ州では、トビイロウンカが何ヘクタールもの香り米を枯らしてしまった。
バンテアイ・メアンチェイ州モンコン・ボレイ区オプラサット村とコーク・アム・ピル村周辺では、地元の人々が害虫の蔓延を抑えるために殺虫剤を使用している。
25日（日）、農家は、トビイロウンカが稲作を襲ったのは今回が初めてだと語った。
この害虫は、稲穂（稲の実がなっている植物の先端）と穂を食害し、稲作を台無しにする。収穫期が近づいているため、農家は心配している。被害を受けた米のほとんどは香りのよい品種だと彼らは指摘した。害虫が根を吸い上げると、植物は枯れる。モンコン・ボレイ区オプラサット村の何ヘクタールもの稲作が害虫被害に遭い、専門家が住民に殺虫剤を散布するよう指示した。
バンテアイ・メエンチェイ州農林水産局長パン・ヴァンナ・セス氏は、トビイロウンカが一部の稲作に壊滅的な打撃を与えるが、今のところ当局は被害の詳細な報告や、正確に何ヘクタールの香り米が破壊されたのかは受け取っていないと述べた。
同氏はさらに、害虫を抑制するために、当局は農家に対し、朝と夕方の1日2回、殺虫剤を散布するよう指示したと述べた。
農林水産省のキム・フィナン国務次官兼報道官は、先週、同省はトビイロウンカの蔓延に対処するために専門家チームを派遣したと述べた。
同氏はさらに、トビイロウンカはバンテアイ・メアンチェイ州だけでなく、他の地域でも問題を引き起こしていると述べた。ポーサット州や他のいくつかの州でも発生している。
同氏は、「農務省が農薬の適切な使用法について農家に指導するために職員を派遣しており、必要に応じて専門家が散布方法を実演する予定である」、「トビイロウンカが問題を引き起こしている理由は気候変動と化学肥料によるものだ」と述べている。
通常、ヨトウガ、コナジラミ、トビイロウンカなどの害虫は、予測可能な気象パターンと場所に応じて定期的に出現します。
掲載写真：農務省の提供
