バッタンバン 廃棄物汚染水の垂れ流しで外資系工場の操業を一時停止

産業・科学技術・イノベーション省は、フェニックス・インダストリアルの工場がバッタンバン州ラタナック・モンドゥル地区トレンコミューン・プレアブ村のサンケ川に廃棄物を排出したことを受け、同社の操業を停止した。

バッタンバン州ソク・ルー知事は、産業廃棄物が川を汚染し、魚が死んでしまったと述べている。

同知事は9日(水)付のKhmer Times報道では、当初の段階で甘い見通しで「合同省委員会による検査で、フェニックス工業が産業廃棄物をサンケ川に放出していたことが判明した」、「廃棄物がサンケ川に流れ込むことを心配しないでください。水資源気象局は現在、廃水処理プラントを通じて汚染水の処理に取り組んでいる」と述べいたが、ラタナック・モンドゥル地区長:クイ・ヴァンノア氏は、「川に産業廃棄物が放出されたため川が黒くなった」と述べた

同日の8日、チャム・プラシッド産業・科学・技術・イノベーション大臣は、キャッサバ粉、キャッサバ殻、エタノール、生化学物質、食品添加物の生産など、同社のすべての生産活動を停止した。

同大臣は、「産業廃棄物が川に漏れて水を汚染し、川が異常に黒くなり、魚が死んでしまったと述べた。この放出が環境に深刻な影響を与えている」と述べた。同大臣は、「排出の責任はフェニックス工業にあり、8月4日から18日まで操業を停止する」と述べた。同大臣はまた、「労働者に2週間の停職期間中の賃金を支払うよう指示した」とも述べている。

今回の汚染水垂れ流し問題で「フェニックス工業は、これに応じなければ閉鎖に直面する」と命じられている。

なお、フェニックス工業だが、外資系企業と報道されているが、国籍等は明らかにされていない、事件への対応から地元当局ちつるんでいる可能性がある。

掲載写真:Khmer Times

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