新シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)を通過する航空旅客数は増え続け、昨年10月の2,600人から増加し、1日あたり約5,000人という記録を更新した。
SAIの飛行管制担当職員:ピッチ・ソフォアン・ダラ氏は、「同空港は1日平均50人、約5,000人の航空乗客の運航に対応している」と述べた。
現在、この空港にはASEAN圏の6か国からの便があり、中国と韓国からの2か国からの便が就航しているとダラ氏は先週、カンボジアジャーナリストクラブが企画したシェムリアップへのメディア旅行中に記者団に語った。
このうちタイとベトナムがシェムリアップへの航空便をリードしていると同氏は述べ、同空港は航空便を増やすために中国、韓国、その他の目的地からの航空会社とも協議する予定であると付け加えている。
またダラ氏は「需要に応じてEUや米国への長距離便についても航空会社と話し合うつもりだ」と述べた。
新シェムリアップ・アンコール国際空港(SAI)はシェムリアップ市から約50キロ離れたソトルニクム地区のタイエクコミューンに位置し、10月16日から操業を開始した。
3,600 メートルの滑走路と 38 の寝台を備え、世界中からの長距離便に対応できる 4E レベルの国際空港として、SAI は年間 700 万人の乗客を管理することができ、その収容能力は 2040年から年間 1,200 万人という驚異的な乗客数に増加させたいと期待されている。
掲載写真:新シェムリアップ空港