副首相及び内務大臣兼国家交通安全委員会委員長のサール・ソカ氏は、交通事故、特に1日あたりの死亡者数や負傷者数を減らすために道路交通法執行を強化、厳格な執行の必要性を強調した。
これはサール・ソカ大臣が、5月8日にバッタンバン州のバッタンバン州立競技場で開催された第15回全国交通安全週間を主宰した際にだされた声明である。
内務大臣は、過去15年間で交通事故が毎年驚くほど増加していると述べた。
最近スイスとドイツを訪問中のサール・ソカ副首相は、人口800万人を超えるスイスでは2023年までに40人以上が交通事故で死亡するのに対し、人口がさらに多いドイツでは交通事故による死亡者が多く出るだろうと述べた。 だが、8,000万人以上の人口で約150人しか死亡していないに対し、人口1,600万人以上のカンボジアでは交通事故による死者数が1,000人を超え、異常な高さの死亡率である。
内務大臣は関係者、学校、家族、地域社会に対し、道路交通に関する法執行機関への支援を継続するよう呼びかけた。
掲載写真:国営:カンボジア通信