フン・セン首相は、「メコン川地域とトンレサップ地域は、道路と橋のインフラ整備によって、コンポントム州とコンポンチュナン州を結び、従来のような遠回りをすることがなくなる」と述べた。
同スピーチは3 月 9 日、コンポントム州ストゥンセンで開催された第 7 回リバー フェスティバルに出席したフン セン首相の演説で触れられたものである。同首相は、関係省庁や機関に対し、「トンレサップ川とトンレサップ湖周辺のインフラ整備を優先するように」と促している。
また同スピーチで、「今はコンポンチュナンとコンポントムをつなぐ橋と道路を建設する必要がある」と述べ、「政府は2024年にプロジェクトを開始するために中国に低利の融資を要求している」と付け加えている。
コンポン トム州は、58 km の道路とカンボジアで最も長い橋( 3,200 メートル)となるトンレサップ川を渡る橋を建設するプロジェクトを通じて、コンポン チュナン州に接続されることになる。
フンセン首相は、「トンレサップ地域とメコン川は互いに遠く離れていますが、橋や道路などの交通インフラの整備後には、もはやそうではなくなる」と強調している。
掲載画像:フン・セン首相、3 月 9 日にコンポントム州スタンセンの町で開催された第 7 回リバー フェスティバルに出席。画像:Phnom Penh Post