カンポット州の投資被害者、大物資産家を「投資詐欺」で告発

カンポット州の約170家族が、土地投資事業に関する背任の罪で、ピプアップ・デイメアス・インベストメント社の創設者である大物資産家ハイ・キムホン氏を告発した。

コンポンスプー州オドン地区にあるハイ・キムホン氏の会社は、カンポット州の人々に土地を販売する投資プロジェクトを開始し、投資家は毎月利子を受け取り、その土地は後日最初の購入価格で買い戻される予定だった。

カンポット州・報道官:イング・チャイ氏は6月12日、「これは新たな事件であり、ハイ・キムホン氏と投資家たちとの間で起こったことである」と述べた。

「私は大物実業家ハイ・キムホン氏の事件についての詳細をすべて知っているわけではない。当局は現在、国民の苦情を処理しており、この問題に関して双方の間で調停を行う予定だ」と述べている。

警察はこの事件に関する投資家からの告訴をまだ待っている。

Pu Nhim という原告の 1 人は⒓日、Piphup Deimeas Investment Co., Ltd の関係者がそれぞれ約 10,000 ドルを投資したと述べた。

ニム氏は、「2022年、ハイ・キムホン氏は人々に彼の会社から土地を購入するよう説得し、投資に対して月3%の利子を提供すると約束した。契約終了後、同社は土地を元の価格で買い戻すことになる。」と述べ、「人々は7~8ヶ月間お金を受け取り、その後会社は利息の支払いを停止した」、「人々は、投資のためにお金を借りた銀行に利子を支払うのが難しい」と付け加えた。

そこで、彼らはキムホン氏の会社に対し、銀行への借金を返済するために土地の価格を返済するよう求める訴訟を起こした。

ハイ・キムホン氏経営のピプアップ・デイメアス・インベストメント・カンパニーは最近発行した声明文に、「同社は双方への損害を避けるため、国民との間でこの問題を調停する」と書かれている。

こうした土地取引や金融投資などが、「詐欺事件」として告発される例が、ここ2週間、カンボジア国内で急増している。告発されるのは企業や大物資産家、高位の軍人などの資産家と言われる者たちが多い。

掲載写真:Khmer Times

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