設計容量150メガワット(MW)のコ・コン州の新(アッパー・タタイ)水力発電所の建設工事は、これまでに31.5%完了したと当局者が先月30日(木)に発表した。
カンボジアのフン・マネ首相と駐カンボジア中国大使のワン・ウェンティアンは、トマール・ベイン地区のダムサイト近くで開催された水力発電所建設のための河川閉鎖式典を主宰し、式典には1,000人以上が参加したという。
式典で講演したフン・マネ首相は、中国重機械総公司(CHMC)が投資したこのプロジェクトは、39年間の建設・運営・移転(BOT)の譲許契約に基づくもので、そのうち建設には4年間かかり、運営35年間となると述べた。
カンボジアの鉱山・エネルギー大臣:ケオ・ラタナクは、カンボジア・アッパー・タタイ水力発電所の建設が2022年12月に開始され、現在までにプロジェクト全体の31.5パーセントが完了したと述べた。
同大臣によると、同中国の会社はこれまでに建設現場に通じる道路、橋、管理棟、その他必要なインフラの建設を完了したという。
フン・マネ首相によると、新規の同水力発電所が稼働すると年間5億2,700万キロワット/時の電力を生成することが見込まれており、その電力は国有のカンボジア電力会社に売られる予定だという。
なおこのニュースは新華社伝を転載したKhmer Timesに基づいています。
掲載写真:Khmer Times