<2月20日市中感染事件> 新規感染者27人 累計1293人 ダラサコ―で中国人3人

プノンペン都 医療逼迫が表面化

保健省の情報を独占的に入手しているKhmer Times は昨晩、新規感染洗者の確認は少なく、状況は改善しているというが、24日朝に報道がなく、ようやく正午近くに報道があった。案の状、けして改善されている状況ではない。また、新規感染が確認された者も多くが病院入院を待たされている。状況が改善されたいうより医療面では悪化しているように見える

Khmer Tiemsには時々誰に向けて書いてるの?といった記事やちょっとしたことでプライパン上のゴマのように跳ねたり、と大袈裟な形容詞の多様ということがある。この保健省発表の報告記事も、書き手が変わるのか、記事自体の書き方に一貫性がない時が目立つ。

コ・コン州といってもダラ―サコ―地区に感染者集中 だから圧倒的に中国人

24日正午現在、昨日の<2月20日市中感染事件>の新規感染者27人、その内プノンペン都が22人占める。その国籍別内訳はカンボジア人18人、アメリカ人2人、中国人1人、ナイジェリア人1人である。アフリカ諸国では初めて感染者である。22人のうち16人が医療施設に入れず待機中であるという。次にカンダル州で1人3歳のカンボジア人の子どもという。

ココン州では26、29、32歳のすべての中国人男性の3人の新規感染者、中国人3人(26、29、32歳男性)、全てキリサコール区コンコック村に住むあるようにダラサコ―リゾート開発に関連したものであろう。ダラサコ―・リゾートと言えば、中国国営企業集団が99年の租借地として開発しているリゾートだが、リゾートは隠れ蓑で中国の一帯一路政策の軍事基地建設ということで米国が何度も警告し、監視を怠らない場所である。コ・コン州といってもボトム・サコ―半島の先端南東部で、同地域の感染者の累計18人になった。

さらに昨日初めて感染者を確認したトボンクムン州でメモット地区Chomkar Kor 村のカンボジア人1人を確認した。これで同事件関連で累計1,293人になった。また、同事件がらみで1都11州に拡大した

さらに2つの新しい輸入症例、32歳のインドネシア人男性と47歳のフィリピン人女性で22日に自国から飛来した。


これでカンボジアの累計総数1817人になった。

 

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